中国史的唯漫論
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時代区分不能の漫画(おまけ)

魔夜峰央「パタリロ西遊記!」たかもちげん「この一冊で中国の歴史がわかる」長池とも子「崑崙の珠」前谷惟光「20世紀孫悟空」南伸坊「仙人の壺」南伸坊「李白の月」蔡志忠「マンガ聊斎志異」杉浦茂「まんが聊斎志異」
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〜中国史的漫画紹介(分類不能)〜
「パタリロ西遊記!」
魔夜峰央
白泉社
長編・8巻完結
★西遊記の原典をパタリロを孫悟空に、斬新なギャグや解釈を入れてマンガに翻案!(文叔(ぶんしゅく)さま紹介)
∇だいたいの内容や登場人物は知っていても、意外と原典を読んだことのない西遊記。 それを魔夜峰央さんが代表作のパタリロを主人公に、 大胆に、わかりやすく、しかもおもしろく翻案なさってます。 どこまでがギャグでどこまでが原典かは実際に比べてみないと細かいところまではわかりませんが、 牛魔王の目的や正体、金角銀角の師匠、沙悟浄や猪八戒の天界での本来の地位など、 読んでみて「へえ〜、そうだったんだあ!」と感心させられることがいっぱいですよ。 全八巻、二〇〇四年四月に完結しました。 ちなみに本編の「パタリロ!」の方は、現在も連載中です。(文叔(ぶんしゅく)さま推薦)
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マンガこの一冊で中国の歴史がわかる」
たかもちげん(監修、宮崎正勝)
三笠書房
長編・1巻完結


「崑崙の珠」
長池とも子
秋田書店
長編・17巻完結
★道士鬼張と風神山きの物語。(史さんさま紹介)
∇中国の風俗や習慣が分かり易い。(史さんさま推薦)
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「20世紀孫悟空」
前谷惟光
きんらん社
★遥昔に床屋で読んだ曖昧な記憶ですがロボット三等兵の前谷作品に孫悟空が現代[二十世紀]に現れドタバタするのが有ったと思います。ご存知ならばお知らせ下さい。(田文さま紹介)

「仙人の壺」
南伸坊
新潮社1999/新潮文庫2001
短編集・1巻
★中国志怪小説各種を漫画化した短編集。時代・場所は様々。1ページに1〜2コマ×4〜8ページと、マンガというより絵物語に近い。(orubhatraさま紹介)
∇不条理な結末をそっけなく投げ出してあり、その唐突さがたまらない。各編には「蛇足」と称する解題がつく。著者はエッセイの達人でもありこちらもおもしろいのだが、ここはなるべく最初は読まず、本編の結末で空中に放り出される快感を味わいたい。(orubhatraさま推薦)
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「李白の月」
南伸坊
マガジンハウス2001/ちくま文庫2006
短編集・1巻
★『仙人の壺』の続編。(orubhatraさま紹介)
∇なお本シリーズ第1作 『チャイナ・ファンタジー』 (潮出版社1990)の諸作は上記2冊に分散再録されている。(orubhatraさま推薦)

「マンガ聊斎志異」
蔡志忠・画+常田葉子・訳
平河出版社1991
短編連作・1巻
★台湾産マンガの邦訳。比較的原典に忠実な作品。時代・場所は様々。(orubhatraさま紹介)
∇「フリテンくん」みたいな絵なので、志怪小説本来の妖しさは微塵も感じられない。(orubhatraさま推薦)
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「まんが聊斎志異」
杉浦茂
上→コア出版1989/中→フットワーク出版1990/下→『杉浦茂マンガ館4 東洋の奇々怪々』筑摩書房1994収録
短編連作・3巻
★杉浦茂80歳のころの作品で、全盛期の達者な筆致は望むべくもないが、ヘンテコな造形感覚は衰え知らず。李少年、汪といった狂言回しを配し、原典のエピソードを再構成しているようだ(原典に比較的忠実な回もある)。著者オリジナルのストーリー、キャラクターも混ぜてあり、ますます混沌とした作品に。時代・場所は様々。(orubhatraさま紹介)
∇中国ものと捉える必要は全くなく、杉浦茂独自の世界になっている。(orubhatraさま推薦)




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