「シャボンだま」
作詞:野口雨情
1 シャボン玉 とんだ
屋根までとんだ
屋根までとんで
こわれて消えた
2 シャボン玉消えた
飛ばずに消えた
うまれてすぐに
こわれて消えた
風、風吹くな
シャボン玉とばそ
この歌は昔よく聴いた名童謡であるが。この歌には恐ろしい意味が含まれている…
まず最初に見てもらいたいのは1番の歌詞にある「屋根までとんだ」という部分である。
「屋根の高さまでとんだ」という意味にとれないこともない。
しかし実のところは、「屋根まで一緒に飛んで行ってしまった」という非常事態を描写している。
屋根がとぶなんて…と思うかもしれないがもっと驚く事に「こわれて消えた」のである。
シャボン玉と一緒にとんでいった屋根は壊れるばかりでなく跡形もなく消えてしまったのだ。
こんな恐ろしい事があっていいのだろうか?シャボン玉には謎が多い…。
2番においては、1番で、屋根が飛ばされるという、甚大な被害をこうむったにもかかわらず、
まだ、懲りないのか、シャボン玉を飛ばそうと試みている。
最後に「風 風 吹くな」と、屋根が飛んでしまったのを風のせいにしてしまっている子供は、実にふてぶてしい。
貴方の近所にも、こんなシャボン玉吹く子がいるかもしれない。
見つけたら、吉会まで、ご報告下さい。